この記事をお読みの方の中で、下記のような画面を見たことがありますでしょうか。
Apple限定で発生する画面となるので、Safari以外のブラウザ・Android端末の方は馴染みのない画像かと思います。
2020年3月にリリースしたios14.5から導入された、ATT(App Tracking Transparency)が要因です。
ネットサーフィンしていたら、このバナー見たことある!という方は多いかもしれません。
これらは「Cookie規制」に対応するため必要なのですが、知らない人はとても多い!
今回は、Cookie規制について言葉の意味から規制までわかりやすく解説。
Cookieとは?
トラッキング
Cookieについて説明する前に画像にもある「トラッキング」について触れなければいけません。
トラッキング:デジタル上で、特定の情報収集を目的に、人の行動やシステムの挙動など追跡を行うこと。
これらの情報を使用して、企業側はユーザーがどの広告、ページから来訪したか、どの商品を購入・登録したのか、情報収集を目的としてユーザーの行動を追跡しデータ収集を行っています。
デジタルマーケティングを行う上で、WEBサイトをはじめとした様々なデータを活用しユーザー(消費者)の情報を分析・活用できる点が最大のメリットとなります。
Cookie
Cookie情報:使用中のブラウザで初めてアクセスしたWebサイトに、Webサイト側が指定した訪問ユーザーを識別できる情報 Webサイトで入力したIDや閲覧情報も記録されるため、2回目以降の訪問時にはこれらの情報をもとにユーザーにスムーズに情報を提供できるようになります。
なぜ規制が必要なの?
インターネットを利用する中でブラウザが取得した、性別・年齢・検索履歴などさまざまな情報が自分の知らないところで使用されていると考えるといかがでしょうか。 ネガティブな感情が生まれて当然ですよね。
ブラウザが取得した個人情報に対する機運は非常に高まり、プライバシー保護に強い方針同意なくトラッキング情報を取得しないようAppleはいち早く導入したということですね。 EU諸国と取引する際に求められるGDPR、日本では2022年4月に施行される改正個人情報保護法が、対応する法律となります。
Cookie規制の影響は?
インターネットブラウザを開いた際に、更新しても前回入力した情報が残っている…なんて経験はございませんでしょうか。
上記はCookie情報をもとに提供されています。そのため、Cookie情報を取得しないと、インターネットの利便性が悪くなることは間違いないと言えます。
アカウント登録が必要なサービスの場合は都度ログインが必要となること、途中で消えてしまった場合は再度入力が必要となること、など多数挙げられます。 ※ブラウザへログイン情報を保存している場合は、ログインは必要ですが、ログイン情報は保存されています。
また、トラッキング情報とCookie情報を紐づけることで、広告をとても効果的におこなうことができます。 ユーザー属性から、ターゲティングしたユーザーへ最適な広告をみせることが可能であり、コンバージョンに対する、分析・効果測定が簡単にできるため、PDCAサイクルをとても速く回すことができます。
しかしながら、規制後は同意がないとユーザー属性を取得できないので、十分な広告・分析を行うことができなくなってしまいます。
例えばZ世代をターゲットとした場合は、規制前はトラッキング情報を使用して必要最低限の予算で、ターゲット層にアプローチできました。 対して規制後は、全年代へのアプローチが必要です。
ここまでくると想定内かもしれませんが、規制前の何倍もの広告予算が必要となります。 ※Googleアナリティクスは、Cookie規制とは関係ありません。誤解がないようお願いいたします。
まとめ
デジタルマーケティングについて、Cookie情報から広告手法、規制の必要性と影響まで解説しました。 専門的な分野であり馴染みない言葉が多いので、分かりづらかった場合は申し訳ございません。
検索エンジン最大手であるGoogleは、規制への対応を2023年に実装すると発表していますので、まだ先のことと感じてしまう方も多いかもしれませんが、 すでに導入済であるSafariでは、全ユーザーの25%しかトラッキングを許可していないと発表しています。
そのため、名前は伏せますが、広告収入が激減している大手SNSも出ています。 現段階で最も効果的な対策と言われているのは、従来の広告に頼らず有益なコンテンツを継続的に更新するなど、ユーザーが訪れたくなるサイト運用を行うことと言われています。
今後は検索エンジン以外からサイト流入を狙ったマーケティングの効果が大きくなります。 Instagram・TikTokなど人気SNSはさらに市場規模は拡大し、マーケティング情勢はとても早く変わっていくと思われます。
インフルエンサーマーケティングは、フォロワー属性で判断して商材に合ったインフルエンサーを起用することができます。 ターゲット層へ効果的なアプローチができるので、マーケティング手法として検討するべきです。
まとめ
トラッキングを許可することは決して悪いことではありません。 訳が分からない上に、突然2択を迫られるので、許可しない人が多いのだと思っています。
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