今回はSNS・インフルエンサーマーケティングで失敗しない心得について説明していきます。企業が商品やサービスを宣伝する際の一つの手段として、SNSを利用したインフルエンサーマーケティングは近年、注目を集めています。
SNSが発達していない時代では、企業や団体などは、宣伝するための広告の媒体はテレビCMや新聞での紙面広告など、かなり限定的でした。 加えて、テレビCMや新聞での紙面広告の広告枠はオークションのような形式で決定していくため、競争に負けないための資本力が必要でありながら、掲載・公開した広告は不特定多数の大衆に向けらるため、リーチしたいターゲットに対して有効的な直接的なアプローチは難しい一面がありました。
しかし昨今のネット市場の発達により、十分な資金がなくてもSNS・インフルエンサーを通じ、十分な費用対効果があるとして、このマーケティング手法は注目を集めています。
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーマーケティングとは、InstagramやTwitterなどのSNSにおいて影響力のあるインフルエンサーを用いて商品やサービスを宣伝・PRすることです。インフルエンサーにも様々なジャンルがあり、宣伝におけるその用途は様々でありますが、近年はこのインフルエンサーマーケティングは、かなりの注目を浴びています。
inf(インフ)の利用メリットはこちらインフルエンサーマーケティングにおける2種類の失敗
インフルエンサーマーケティングにおいて、失敗には二つのタイプがあると考えています。
- 企業や団体の評判が下がってしまうこと
- マッチング要素が不足し結果や効果が十分でないこと
ここからは話を分解してその対策も説明していきます。
インフルエンサーマーケティングによる評判が下がってしまうケース
ステマによる失敗
ステマとはインフルエンサーが商品などPRするものを、企業などからのプロモーションであることを隠したまま宣伝・PR・口コミすることです
ステマになってしまうと、宣伝・PR・口コミしたインフルエンサーの印象が落ちることもありますが、企業側のイメージダウンや、最悪の場合、炎上などのリスクもあります。 そのためステマを避けることはこの両者にとって必要不可欠なことです。
ステマを防ぐ手段は主に3つあります
PR、プロモーションであることを明示
1つ目は、インフルエンサーに対して、しっかりとPR、プロモーションであることを示してもらうということです。これは企業などからの案件であることを、表記した上で公開することが大切です。
なるべく自然体な口コミやPRを好む方も多いですが、フォロワー数が1万人を超える中規模のインフルエンサーに依頼する際は公開してしまった方が得策と考えております。1万人規模のフォロワー数がいるインフルエンサーは、何かしらのジャンルに特化をしており、影響力が高いです。故に視聴者から「企業をお金をもらっている」と思われていても不思議ではないのです。
報酬額のお話を公開する必要はありませんが、「企業にお声をかけてもらって、この度○○社の○○を紹介します」といった形で名言したほうがより、効果的な視聴者にアプローチすることができます。
正確な情報を提供し、発信
2つ目は、インフルエンサーに対して、それ以上でも以下でもない正確な情報を提供し、発信させることです
仮にそのインフルエンサーがPR活動であると明記していても、その情報に誤りがあったり、偽りの情報を発信してしまうと、「ステマである」とみなされかれません。もちろんインフルエンサーのレベルにもよりますが、多くのユーザーに対して情報を発信する者として、その情報の真偽性には責任が生じるので、注意が必要です。
特に、常識に反する方法でPRを行ってしまうことは、企業側の信用問題にもなりかねません。
例えば新型コロナウイルスによって、国から外出自粛の要請が出ている中で、カメラの宣伝としてどこかに旅行として出かけて実際に写真をとっていたり、物などを大量に使うことで、せっかく時間と手間をかけたとしても実際には非難を浴びてしまう形で無駄にしてしまうケースなどです 情報を整理した上で正確に活用すれば効果的ですが、反する形でインフルエンサーを活用してしまうと宣伝・PR・口コミは炎上してしまう可能性があるので、注意する必要があります。
文字だけでなく、音や画像・動画などの違った形で発信
3つ目は、宣伝・PR・口コミ活動であることを示す際に、文字だけでなく、音や画像・動画などの違った形でも示していくということです。
インスタグラムなどだと、ハッシュタグなどを使って文字としてPR活動、企業案件であることを示すのが一般的ですが、文字だけでは不十分だと言えます
YouTubeなどの動画がメインなものでは、そのインフルエンサーが実際にPR活動であることを言葉として発言したり、加えてテロップなどでそのユーザーに示していくことが有効です。
インフルエンサーマーケティングとしてマッチング要素が不足し結果や効果が十分でないケース
マッチング要素の不足による失敗
2種類目の失敗する要因は「マッチング要素の不足」状態に陥ることです。根本的な問題ではありますが、この問題に対処するための方法は主に3つです
- 投稿する時間や季節等のタイミングに気をつけるということ
- インフルエンサー商品やサービスがマッチしているかを慎重に検討するということ
- 使用するSNSを使い分けるということ
投稿する時間や季節等のタイミングに気をつけるということ
時間について一般的な人々の行動をイメージして、合致するタイミングで配信する必要があります。
- 出勤・登校中の朝7:00前後から8:00前後までの時間
- お昼休憩などの12時前後の時間
- 帰宅・下校中の17:00前後から18:00前後の時間
- 夜寝る前の22時前後の時間
人々が職場で仕事や学校で勉強をしている時間というのは、SNSにおけるアクティブユーザーというのは減る傾向があるので、この時間を避けることが大切です。タイミングに合った時間帯で配信することが大事となります。
主婦の方は上記とは逆に9:00~15:00あたりを1人の時間として過ごすことが多いとされています。 主婦向けの化粧品や健康食品などの商品はお昼間の時間帯にインフルエンサーにPR・宣伝・口コミをすることがより効率的な効果を生むこととなると考えられております。
季節やそのトレンドを考慮することが大切です。真夏の8月などに冬に着るようなコートなどの洋服のPRや、真冬の12月などにTシャツなどのPRを行っても、その費用対効果は期待できなくなります。
- 春→→→花見や学校であれば春休みのイベントなど
- 夏→→→かき氷や海に関する商品、夏用のファッションなど
- 秋→→→紅葉や花火などのレジャー
- 冬→→→スキーやスノボー、温泉などのレジャー
インフルエンサー商品やサービスがマッチしているかを慎重に検討するということ
2つ目のインフルエンサーとPRするその商品やサービスがしっかりマッチしていることを考えるということです。
女優さんが化粧品などのコスメ用品やアパレルを宣伝・PR・口コミしたり、アスリートやスポーツ選手などがランニングシューズなどを宣伝することは、その効果が見込めますが、極端な例だと政治や経済などに強いインフルエンサーがそういったものを宣伝してもあまり効果は見込めません。 宣伝の効果をしっかりと無駄なく出していくために、インフルエンサーの選抜、セレクションは必要です。
使用するSNSを使い分けるということ
3つ目の使用するSNSを分けるということですが、その企業や団体が何を宣伝したいのかによって、使用すべきSNSは変わってきます。
Twitterは、文字による情報がメインで、エンタメやファッションといったジャンルよりも、仕事や経済などの宣伝に適しています。 逆にインスタグラムは写真やイラストなどの視覚がメインとなっているSNSなので、エンタメやファッションといった分野が適していると考えられます。
まとめ
今回はSNS・インフルエンサーマーケティングで失敗しない心得について説明してきました。失敗には大きく分けて2つのタイプが存在し、それぞれの問題に対する対策も紹介してきました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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